私は今現在二十代半ばなのですが、十代のころから薄毛が目立ち始め、今に至るまで私の頭はスカスカなのです。
後頭部にはしっかりと毛髪が残っているいわゆる「前頭部ハゲ」という頭部をしているのですが、この髪型のせいで私のこれまでの人生は地獄といってもいいくらいの物だったのです。
十代半ば、正確に言えば中学校二年生のころに私の頭部は薄くなり始めたのです。

あまりはきはきする方でもなかった私は、いじめのお手本のようにクラスメイトからからかわれ、あまり痛くはないのですが鬱病になってしまったのです。
中学校は義務教育なので卒業自体はできたのですが、集団写真では右上の空間に別撮りした私の顔写真あるといった、今後このクラスメイト達の笑いの種になるようなことになっていました。
その後もなんとは高校に入学自体はしたのですが、また中学で味わった地獄の期間を三年も過ごすのかと思うと憂鬱で悲しい気分になるような高校生活を送ったのでした。
案の定高校でもクラスメイトに薄毛をからかわれ、髪の毛を抜かれるといった壮絶ないじめを経験します。
そんな状態でも私が高校を卒業できたのは保健室登校といった安息の場所があったからであり、高校三年間はずっと保健室で過ごしていた記憶しかありません。
輝かしい学区制時代の思い出は一切私にはなく、芸能人がテレビなどで学生時代の思い出を話すさまを見ていていつも思うことは「フィクションの話にしか聞こえない」といった珍動物を見るような感じで理解ができないのです。

成人してからはネット関係の職業につき、毎月安定した給料が入ってくるようになったので、育毛剤やサプリメントなどを摂取するようになりました。
結果としては、髪の毛がまだらに生えてきてこれだったら坊主の方がいいというくらい気持ち悪い毛髪が生えてきたのです。
幸い前頭部の毛根が無くなっているという事はなかったのですが、長年薄毛だったせいなのか、まだらにしか生えてこない自分の頭髪に嫌気がさしました。
そして今現在、私の頭部は薄毛のままです、植毛手術なども考えたのですが仕事が忙しく、とてもじゃないが治療に費やす時間は私にはありません。
それに給料があるといっても明日月給なので、そこまで大きな大金は確保できないのです。
そんな正体の私が今現在最も苦しいことといえば、過去、いじめにあった時の事を思い出して気分が悪くなったり涙が出ることが精神的に大きな負担になっています。
こんなにもつらいのならいっそのことよくないことをしてやろうと思う日もあるくらい毎日がつらいのです。